製造設備メーカーの「IT環境構築」

当事業所にて、「製造設備メーカー」の事業者さまに対して地道なExcel改善、そしてそこからの業務システム構築を請け負った事例を紹介します。

目次

課題を元に「段取り」策定

事業者さまの当初の課題など

会社内の各部署において、「使い辛い&分かり辛いExcel」が氾濫している。これを「なんとかしたい」。

導いた大方針(IT戦略)

各部署に存在する「業務を支える重要なExcel」について、まずはご要望通りという形で「使いやすくキレイなExcelに進化」させる。

これを地道に続けて、全ての部署の対応を完了させていくが、その活動の中で少しずつ「この会社のあるべき姿としてのIT環境」を見極めていき、最終的にはそのIT環境の構築に向けて動く。

地道なExcel改善

1つ1つのExcel改善において、「ご要望通りにExcelを進化させる」という対応で終わらせず、

「そもそもこのExcelは(業務として)必要なものなのか?」

「問題の本質は別のExcelにあり、進化をさせるべきはそちらのExcelなのではないか?」

といった点を徹底的に事業者さまと議論&調査を重ねることで、表面的ではない本質的な改善を実現させることを重視しました。

現状イメージ図

改善を進めた様子

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まずは一部署について対応。
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その後、順次他部署についても対応。

要したコスト

ITツールの新規導入などは一切なく、追加コストはなし。

Excel改善の「その先」

前述の通り、こちらの事業者さまのご対応については、ご要望通りにだけ話を進めれば「Excelを改善する」だけでしたが、その先の未来として「あるべき姿としてのIT環境の構築」があることを示すことで、関係者(キーパーソン)のモチベーションを高めながらExcel改善を進めていく結果に繋がりました。

また、今回は「各部署ごとに順を追って進める」ことで「関係者の理解を得ながら円滑に進める」ことを重視しました。これにより、皆からの信頼を少しずつ自然に得ることとなりました。

ここまで丁寧に慎重に実施することで、「あるべき姿のIT環境の構築プロジェクト」をスムーズに動かせる素地を整えた形となります。

kintoneを活用した業務システム構築

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Excel環境の限界の把握
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「あるべき姿としてのIT環境」の構築

Excelでの改善を進めることで、自然に「でもやっぱりExcelでは限界があるよなぁ……」と、気付いていく流れが出来ました。それを踏まえて、kintoneによるIT環境構築に着手し、皆の納得度を高めながら対応を実施しました

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