当事業所では、事業者さまからの受注を受けて一緒にお仕事を進めていくにあたり、結果がどういう形であれ、そのお仕事を必ず「成功」に導く責任があると考えています。
その達成のために、当事業所が業務遂行において活用する「プロジェクトマネジメント」の手法を紹介します。
プロジェクトマネジメントとは?
1つのゴールに向かって突き進む「プロジェクト(案件)」について、その円滑な実現・完了を導く行う業務管理の手法を「プロジェクトマネジメント」と呼びます。
しかし、現実としては、「あまり難しいこと考えなくても、大体のプロジェクトは最終的に何とかなる」と考える方の方が圧倒的に多いのではと感じています。しかし、そういった考えでのお仕事というものは、大抵の場合、客観的には
「ギリギリのスケジュールになってしまっている」
「体力に物を言わせ過重労働をしている」
「誰かに過重労働を強いる結果になっている」
「予定よりも高いコストがかかっている」
といった悪い結果を生んでいるように感じます。つまり「何とかなっていない」という状態です。そして、そんな結果を生んでいること自体に気付いていなかったり、「これが普通」と思考停止している方も多いです。
しかし、「プロジェクトマネジメント」の手法を正しく使いながらプロジェクトを進めることが出来ればそのような事態は発生しません。効率良く、ストレスなく、望ましい姿で、そして予定通りにプロジェクトを完遂することが出来ます。
当事業所のプロジェクトマネジメント
では、適切なプロジェクトマネジメントとはどういうものかというと、一言でまとめると、
「プロジェクトに関連する情報の一元的共有体制の確立(見える化)」
といったことに尽きます。そして、ここで言う「プロジェクトに関する情報の共有」とは、
「スケジュール感の共有」
「各種前提条件の共有」
「課題の共有」
「途中で生まれる成果物の共有」
「登場人物との綿密なコミュニケーション」
というものを意味します。
当事業所におけるプロジェクトマネジメントの様子
プロジェクトマネジメントの体系的知識「PMBOK」
PMBOK(Project Management Body Of Knowledge)とは、米国の非営利団体であるPMI(Project Management Institute:プロジェクトマネジメント協会)という組織が体系化させた、プロジェクトマネジメント手法の体系的な知識体系のことです。
具体的には上図の通り、プロジェクトが進行する時系列(5段階)ごとに、10個の観点をベースに、「どういったことを実施するべきなのか」や「どういった管理ツールや成果物を用意していくべきなのか」といった点を整理しているものです。
当事業所のプロジェクトマネジメント支援は、この考え方を十分に取り入れた方式としています。