【支援事例】製造業/西日本/~20名規模/
※本記事は、守秘義務に配慮し、特定の企業・契約内容・内部情報を開示しない形で、一般化した内容として掲載しています。
事業者さまの概要
事業内容
製造業
規模
~20名
地域
西日本
当事業所による支援期間
2024年~現在

事業者さまの状況 ─ 何を課題に感じていたか
同社は、創業したばかりの、いわゆるベンチャー企業であり、事業立ち上げの当初からITの重要性を理解し、攻めの姿勢でおられました。
そこで、当事業所にて「業務を支えるIT環境の見極め」といったITコンサルティングから具体的なIT環境構築まで、総合的に支援を実施することとなりました。
そこで、当事業所にて「業務を支えるIT環境の見極め」といったITコンサルティングから具体的なIT環境構築まで、総合的に支援を実施することとなりました。

地道で堅実な支援の開始
同社はITに関する意識が高く、かつ、経営観点だけでなく現場観点も高いレベルでITに向き合おうとされていました。そして、様々なITツールのメリットもデメリットもしっかりと理解しながら進めていきたいというスタンスをお持ちでした。
そのスタンスを尊重し、納得度の高いIT環境構築を確実に見極め、焦らずにそれを実現することが最も重要と判断し、様々なITツールを少しずつ試し、その中で「しっくり来るもの」を見極めていく方針としました。
「汎用的なシステム構築ツール」の検討
- kintone
- Google Workspace(VS Microsoft365)
「個別具体的なITツール」の検討
- 決済システム
- 在庫管理システム
- プロジェクト管理システム
上記のツール検討を進めつつ、同時並行で、現状、同社の経営状況を見える化するための管理会計体制の強化が必要と判断しました。そこで、現時点では地味ながらExcelでそれを実現させることとしました。当然ながら、この時点では、「同社は全てをExcelで固めていく」とも決めず、逆に「全てのExcelから脱却する」とも決めず、まずは目の前の大きな課題を現実的な形で向き合うこととした形です。

各種ITツールのトライアルを通じて、同社にとって納得のいく形で、「Google WorkspaceによるIT環境構築」が最善と判断し、導入することとなりました。
決め手は、Google Workspaceは「高品質かつリーズナブルに、更に”応用が利く”形で構築できるITツール」という価値があるという点でした。
Google Workspaceと適切に向き合っていくフェーズにて
まずは「独立した小さい業務」と向き合う(=個別アプリの開発)
Google Workspaceは、各種機能を適切に駆使・連携することで、高機能の業務システムを構築していくことが可能です。
しかし、はりきって「高難度の業務システム」を構築したとしても、現場の方々がそれについていけなければ、その瞬間「Google Workspaceはダメだ」という烙印を押され、社内で浸透することはありません。
そこで、主要となる業務の本格的なIT化の前に、「ある程度、独立した個別業務」についてのIT化を提案し、それが十分に広まってからの本格的なGoogle Workspace推進を提案し、まずはいくつかの独立系業務をIT化することとしました。

基礎環境の構築①:「共有フォルダ」の構築
Google Workspaceが持つ機能の1つ「Googleドライブ」は、会社全体で適切に情報管理するための基盤である「共有フォルダ」を構築することが可能です。
しかし、適当に扱えば、あっという間に「大量の情報が氾濫する、ぐちゃぐちゃフォルダ」の出来上がりです。
そこで、同社ではそのような状況を回避するために、適切な共有フォルダ構築に時間をかけることにしました。

基礎環境の構築②:「社内ポータルサイト」の構築
「キレイに整理された共有ドライブ」は、適切な企業経営におけ基礎の1つでしかなく、もう1つ、基礎として「社内ポータルサイト」を構築にも着手することとしました。

なぜ、この進め方だったのか ─ そして、これから
同社とは、丁寧なコミュニケーションを長く続けることで、最終的に「Google Workspace」の本格活用という方向が定まりましたが、Google Workspaceの導入自体は、あくまでスタート地点です。最終的には以下のような「会社全体が上手く回るIT環境」の構築を目指すこととなります。
しかし、一気に以下の環境を作り上げることは、物理的に不可能ですし、丁寧に1つ1つ、社内の理解と納得を得ながら進めないと、(理屈では正しくても)社内に混乱を生んだり、反発を生みます。
焦らず、着実に進めることが重要です。

