「Google Workspace」とは、Google社が提供している各種クラウドサービスの総称です。
当事業所では、「Google Workspace」を構成する各種サービスから、適切なサービスを選定の上、比較的ローコストで事業者さまのIT環境(業務システムや社内ポータルサイト)を構築することが可能です。
ここでは、Google社が提供する各種ITサービスの集合体であるGoogle Workspaceについて、当事業所で活用するといったものですが、ここでは、「Google Workspaceを活用してのIT環境構築」に必要となるGoogleサービスについて紹介をします。
Google Workspaceとは?
Google Workspaceとは、Google社が提供している各種クラウドサービスの総称です。
具体的には、「Excelのようなデータ蓄積を可能とするサービス」や、「蓄積したデータを、様々な角度から分析できるようにするサービス」「データ蓄積を簡単にするための入力フォームを構築するサービス」など、組み合わせて上手く使いこなせば「業務を支えるIT環境(=業務システム)の構築」まで実現し得る、非常に便利なITサービスです。
当事業所における「Google Workspaceを活用したIT環境構築」としては、以下のサービスを活用することが多いです。
- 管理コンソール
下記「Google Workspace」の各種サービスを取り扱うことの出来る、社員用の「アカウント」を発行出来るサービスです。単なるアカウント発行だけではなく、「組織(部署)」を構築し、その「組織」に所属させる形でのアカウント発行など、基本的な業務環境の前提を構築することが可能です。 - Googleスプレッドシート
上記「Googleドライブ」上で、「ほとんどExcelに近いもの」を扱うことが出来る。「ほぼExcel」ということで、「データの蓄積先」等として活用出来る。 - Googleカレンダー
インターネット環境(クラウド環境)上で「社員一人一人のカレンダー」を構築出来る。 - Looker studio(ルッカースタジオ)
Googleスプレッドシート上に蓄積したデータなどを元に、「データの分析やグラフ化」が出来る。 - Appsheet(アップシート)
Googleスプレッドシートにデータを蓄積するための「入力フォーム(スマホを含む)」を構築出来る。 - Googleサイト
上記全ての「Google Workspaceのサービスで構築した仕組み」を、一元的にまとめることが出来る、専用の「社内ポータルサイト」を構築することが出来る。
管理コンソール
下記「Google Workspace」の各種サービスを取り扱うことの出来る、社員用の「アカウント」を発行出来るサービスです。単なるアカウント発行だけではなく、「組織(部署)」を構築し、その「組織」に所属させる形でのアカウント発行など、基本的な業務環境の前提を構築することが可能です。
Googleドライブ
インターネット環境(クラウド環境)上で「共有フォルダ」を構築出来るサービスです。
一つ一つのフォルダの「アクセス権」を適切に設定すれば、「一部の社員しか閲覧出来ないフォルダ」であったり、「取引先などの外部の人間も閲覧出来るフォルダ」等も構築することが出来ます。
Googleスプレッドシート
上記「Googleドライブ」上で、「ほとんどExcelに近いもの」を扱うことが出来るサービスです。「ほぼExcel」ということで、「データの蓄積先」等として活用することが出来ます。
「ほぼExcel」ということで、Excelほどの細かい機能は搭載されていない、という弱点があります。
しかし、Excelと異なり「インターネット環境(クラウド環境)上で使えるExcel」のようなものなので、その特徴を活かした専用の関数を扱うことが出来るなど、メリットも多いです。
Googleカレンダー
インターネット環境(クラウド環境)上で「社員一人一人のカレンダー」を構築出来るサービスです。
社員間でお互いのスケジュールを確認し合うことで、効率の良いコミュニケーションを図ることが可能です。
Looker studio
Googleスプレッドシート上に蓄積したデータなどを元に、「データの分析やグラフ化」が出来るサービスです。(いわゆる「BIツール」の一種)
Googleスプレッドシート上に蓄積したデータの分析やグラフ化は、実際はそのスプレッドシート内で実現することが出来ます。しかし、この「Looker studio」を使いこなすことで、より精緻に、かつデザインも洗練された対応が可能となります。
Appsheet
Googleスプレッドシートにデータを蓄積するための「入力フォーム(スマホを含む)」を構築出来るサービスです。(いわゆる「ノーコード開発ツール」の一種)
Googleスプレッドシートへのデータ蓄積の作業は、当然、「そのスプレッドシートを開き、直接手入力をする」というものが一般的なものです。しかし、「専用の入力フォーム」のようなものがあり、そのフォームに入力を行ったらスプレッドシートにデータが蓄積される、といった仕組みがあったなら、入力者にとっては助かる場面も多いはずです。
この「Appsheet」というツールを活用すれば、そういった「専用の入力フォーム」を構築することが可能です。
Googleサイト
上記全ての「Google Workspaceのサービスで構築した仕組み」を、一元的にまとめることが出来る、専用の「社内ポータルサイト」を構築することが出来るサービスです。
例えば、「Googleドライブ」内に構築したフォルダのうち、「毎日アクセスするようなフォルダ」がある場合は、そのフォルダへ簡単に遷移することが出来る専用の「ボタン」を配置する等して、業務の効率化を図ることが出来ます。
他にも、上記「Looker studio」にて構築した「各種データを元にしたグラフ類」を、ポータルサイト内に配置することで、社員に頻繁にチェックしてほしいデータを(ほとんど半強制的に)見せるといったことも実現出来ます。
作り込み次第で、「全社員が毎日、常時パソコン上で開いておくWEBサイト」となるレベルのものを構築することが可能です。
当事業所による「Google Workspaceを活用したIT環境構築」の事例
当事業所では、上記の各種サービスを適切に活用し、組み合わせ、事業者さまに適した専用の「業務システム」や「社内ポータルサイト」を構築することが出来ます。
自社専用の「業務システム」を構築する事例

自社専用の「社内ポータルサイト」を構築する事例
