【飲食店】「経営の見える化」の仕組み構築(Excel)
飲食店(レストラン)においては、日々、お客さまのために美味しいお料理を提供するために、仕入れ・仕込み・お料理・1日の締めと、大変な1日を過ごされています。
そんなお忙しい毎日の中で、「果たしてここでは売上はどのくらいなのか?何が売れているのか?ロスを減らすにはどうすれば?利益は出ているのか?」を把握することが重要となります。
ここでは、そんな飲食店事業者さまのお悩みを解決するために、「Excel」を活用して飲食店さまの営む事業者さまの支援を実施した事例を紹介します。
※本記事は、守秘義務に配慮し、特定の企業・契約内容・内部情報を開示しない形で、一般化した内容として掲載しています。
課題の把握(ITコンサルティング)
事業者さまの課題
ロスを少なくしながらの安定的な飲食店経営を実現させるために、以下の情報を直感的に把握出来るように、「見える化」したい。
- 毎月、どのメニューが、どのくらい売れているか
- ランチorディナー、ドリンクorフード、それぞれでどのくらいの売上や客単価を達成させているか
導いた大方針(IT戦略)
精緻・正確な数値の把握にはこだわっておらず、あくまで「大体、どうなっているかの把握で十分」ということが明確になってきたため、高価なITツールの導入などには頼らずに、あえて「Excel」という形で、ローコストで実現することとした。
IT環境構築(Excel)
事業者さま自身、「そもそもExcel自体を触ったこともあまりなく、ITが苦手」という状態だったので、多少の非効率には目をつむる形で、「とにかく、ここに入力さえしていけば良い」というように、シンプルイズベストを追求したExcel構築としました。
イメージ図

要したコスト
特になし。
結果
「何がいつどのくらい売れているか」が分かるようになったため、「どの材料をどの時期にどのくらい仕入れておくべきか」といった点が分かるようになり、ロスが減少した。
客単価の推移及び各商品の利益率が分かるようになったため、高利益率のメニューを積極的に押し出す営業スタイルに自然と変化し、その結果自然と客単価が増えていった。
当事業所の所見
今回支援させて頂いた件、当事業所が作り上げたExcelが素晴らしい、というより、一番素晴らしいのは、
「毎日、きちんとデータ入力をする!」
「データ入力の度に、きちんと、分析をする!考える!」
ということをまっすぐに実施した「飲食店さまご自身」だと考えております。
飲食店さまご自身は「自社の経営管理のために、決められたことを毎日こなすのは、当たり前のことです!」とおっしゃっていましたが、その当たり前のことがなかなか出来ないというのが実情だと思います。そこに対して、「出来ない理由探し/やらない理由探し」をせずに愚直に対応していくこと、それ自体が経営を成功させる最大の要因なのだと感じました。