【サービス業】「経営状況の見える化」システム開発(kintone)

こちらの会社とのITコンサルティング模様を元に、具体的な業務システム開発に取り組んだ事例を紹介します。

※本記事は、守秘義務に配慮し、特定の企業・契約内容・内部情報を開示しない形で、一般化した内容として掲載しています。

概要

複数の事業を営む会社は、「個々の事業」において利益が出ているか&「会社全体」で利益が出ているか、という2つの軸で会社のことを把握する必要があります。

しかし、言うは易しで、そのように適切に「事業ごとの管理」と「全体の管理」を行うことは簡単ではありません。まして、中小企業の経営者となればなおのこと、日々に業務で繁忙となるため、そういったことを実現出来るITツールであっても、シンプルで使いやすいものでないと、それが適切に活用されることはありません。

という訳で、繁忙な中小企業の経営者とスタッフでも使える「経営管理システム」をkintoneで構築することとしました。(以下イメージ図における、真ん中部分)

成果物

この会社では、個々の事業において、適切な業務管理を行うためのIT環境を「Google Workspace」で構築しておりました。(以下リンク先「取引管理システム」)

しかし、経営状況の全体管理・全体の見える化を実現させるためには、様々な調整の元、「kintone」で構築することが適切と判断しました。

ここで重要なのは、「異なるツールの環境を、うまく繋げることが出来るか」です。それは単に「(手間とお金をかけて)自動でのデータ連携処理を組み込む」という意味だけを指すのではなく、「手作業が混ざっても、それ自体とてもシンプルで簡単」というものを実現させる、というものです。

要したコスト

kintone利用料
kintoneプラグイン利用料(必要最低限)

当事業所所見や補足等

今回の事業者さまにおいては、いくつかの問題点を把握の上で課題を見極め、各種課題をバランスよく解決出来るIT環境を実現させましたが、その中で重視した話題の一つが、本記事にて紹介させて頂いた「経営状況の見える化」です。

この「経営状況の見える化」は、何のために実施したものかと言うと、シンプルに「利益を生むため」です。

そもそも、利益を生む方法は、何も「営業活動をして売上を得る」だけではありません。

「いくら頑張っても儲からない事業に無駄な時間を割いていないか?」
「どの事業やサービスが稼ぎ頭で、逆にどの事業やサービスが足を引っ張っているのか?」

といった事実を正確に把握できる体制を作り、そこを切り口(ヒント)にして「そもそも利益を生みやすい体制を構築する」というアプローチもあるということです。

また、上記イメージ図のように、事業者さまが「自社の状況を正確に把握した上で戦略的に行動をしている」という姿を実現できれば、「銀行からの資金調達」という観点でも、銀行側の立場で「信頼できる事業者だ」と判断される可能性が高まります。更に言えば「経営情報を銀行側としてもより正確に把握出来る」という環境を実現させていることからも、新たな資金調達や借換などをスムーズに実施することが可能となります。